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2016年10月24日

テレビショッピングについて・・・その⑦ いよいよ本題

熱心に伊万里焼のことや私のことについて事前勉強して来ていることはよくわかった。
しかし、問題なのは条件。

私は「そろそろ本題に入りましょうか」と促した。

営業マン(m氏)は、はっと我に返ったように「そうですね」と本題に入っていった。

m氏は
「私どもはSCとは何年も前から取引がありまして、ダイヤモンドを中心に販売しています」
「SCでは長い方です」
「SCさんに立川さんのことを話したら是非とも、売りたいと言っています」
「今日はSCさんに是非行って交渉して来てくれと頼まれて来ました」
「SCさんはTVショップではナンバーワンの売り上げを誇っています」
「そこが、是非売りたいと自信をもって言っています」
「私も絶対売れると思っています」

私は
「そんなに簡単に売れるもんですか」
「私の作品はオンリーワンなだけに、お客様に内容をよく知っていただいて、納得してもらうのが難しいですよ」
と、これまでに失敗した例を挙げて簡単に売れないことを説いた。

するとm氏は
「よく分かります」
「だから、私たちは1時間番組を作って売ろうと考えています」
「その中で、立川さんがどのような思いで作品を作っているか、作品にはどんな特徴があるか、或いは伊万里焼の歴史なども入れて丁寧に説明して売っていきます」
と、自信満々の答えが返ってきた。

私が挙げた、売れなかった理由は、すごく当然のことと涼しい顔をしていた。

この、「丁寧に説明して売っていく」という言葉は私には説得力があった。実際デパートなどでの販売でも、外商の人に事前に丁寧に説明していただいていると売れていたからだ。


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