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2011年12月02日

孫が出来るまでは

ーーー独立30周年を記念して綴っています。ーーー
 
【職人の営業奮戦記】(2)
・・・家族・・・7 


結婚式の2週間くらい前から母の体調がすぐれず近くの病院に再入院した。

式にはなんとか出席できるようになるのではと期待したが、周りと母の強い願いにも関わらず身体の方が動かず出席がかなわなかった。

式と披露宴が終わると同時に妻と二人で病院に報告に行き病室のドアを開けたら、よわよわしいながらもにこやかに心から嬉しそうに迎えてくれ、「おめでとう。良かった良かった」と繰り返した。

式での出来事を一通り話し終わると、「今度は孫の顔ば見たかね。そいまでは死なれんね」と。

これまでは私が結婚するまではと生きる力を振り絞ってきたが、今度は孫が出来るまでとその生きる希望を持ったようだった。

幸いにだんだんと体調を取り戻し自宅での療養ができるようになり退院した。

大方の家事は妻がしてくれたので母はゆっくりと養生ができかなり元気を取り戻した。

神様や仏様に祈りをささげ癌が治った話はよくあるが、何かを信じ希望を持つことで体内の細胞が活性化し癌細胞をやっつけてしまうのだろうと、このとき実感した。


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