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2011年11月25日

わかめの海

ーーー独立30周年を記念して綴っています。ーーー
 
【職人の営業奮戦記】(2)
・・・家族・・・1 


他のホテル旅館にも少しずつ自分で作るアクセサリーを置いて行ったが順調に売れ始めた。

ちょうどこのころ、母の体調がすぐれず入院。

はっきりした原因がつかめず入院治療が数週間続いた。

このころ家族は父母と私の三人家族だったので、母の入院中は私が炊事洗濯掃除をすることになった。

父は大正生まれの典型的な日本男児で家事は一切母に任せて“男子厨房に入らず”の人たったので勢い私がすることになった。

掃除と洗濯はあまり苦にはならなかったが、炊事が苦手だ。

ただ、学生時代に自炊を少ししていたので父よりはましな程度。

毎朝みそ汁だけは欠かさず作った。

いりこだしをとって、とうふ・ねぎ・ジャガイモ等々具を変えシジミ汁も作った。

あるとき、乾燥わかめをさくさくと切って鍋に放り込んだ。

蓋をあけてびっくり。

鍋の中はわかめの海。

このとき乾燥わかめがこれほどまでに膨張することを始めて知った。



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