2011年11月18日
本当の独立を感じた
ーーー独立30周年を記念して綴っています。ーーー
約束の日、5分前にフロントに行き「○○社長さんと○時のお約束で参りました。よろしくお願いします」と名刺を差し出した。
最初にこのホテルを訪れた時は身がすくんで玄関も入れなかったが、今回は緊張感はあったもののすんなり入ることができた。
気のせいかフロントの女性も親しみのある笑顔をしていように感じる。
会議室のような部屋に通され少し待たされたが、間もなくドアが開きにこやかな顔をした男性が入ってきた。
私は社長の顔は知らなかったので社長だと思ったが、「間もなく社長が来ますから掛けて待っていてください」と促され椅子に座った。
すぐに社長もにこやかな顔をして「やあーどうも」と気さくに声をかけてくれ、私の緊張はすっと溶けて行った。
二人と名刺交換をし、早速、見本をテーブルの上に広げ説明をしていると「○○君いいだろう」「はい、いいですね」二人の会話が始まり、置く場所の話まで出てきて、私が間に入って話をすることはなないまま、社長が「よし、置こう」といきなり決断された。
私は立ちあがって「ありがとうございます」と深々と頭を下げた。
社長は「後の細かい打合せは○○君としてください」と部屋を去って行った。
要するに私が行った時には担当の係長にすでに話をしていたのだ。
担当係長とすべての打合せを終わり、帰りの車の中でしみじみと“独立したな”と心の奥深くで感じた。
そして、手紙の力を知った。
【職人の営業奮戦記】(2)
・・・独立・・・23
約束の日、5分前にフロントに行き「○○社長さんと○時のお約束で参りました。よろしくお願いします」と名刺を差し出した。
最初にこのホテルを訪れた時は身がすくんで玄関も入れなかったが、今回は緊張感はあったもののすんなり入ることができた。
気のせいかフロントの女性も親しみのある笑顔をしていように感じる。
会議室のような部屋に通され少し待たされたが、間もなくドアが開きにこやかな顔をした男性が入ってきた。
私は社長の顔は知らなかったので社長だと思ったが、「間もなく社長が来ますから掛けて待っていてください」と促され椅子に座った。
すぐに社長もにこやかな顔をして「やあーどうも」と気さくに声をかけてくれ、私の緊張はすっと溶けて行った。
二人と名刺交換をし、早速、見本をテーブルの上に広げ説明をしていると「○○君いいだろう」「はい、いいですね」二人の会話が始まり、置く場所の話まで出てきて、私が間に入って話をすることはなないまま、社長が「よし、置こう」といきなり決断された。
私は立ちあがって「ありがとうございます」と深々と頭を下げた。
社長は「後の細かい打合せは○○君としてください」と部屋を去って行った。
要するに私が行った時には担当の係長にすでに話をしていたのだ。
担当係長とすべての打合せを終わり、帰りの車の中でしみじみと“独立したな”と心の奥深くで感じた。
そして、手紙の力を知った。
Posted by 青風 at 12:57│Comments(0)
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