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2011年10月08日

ショーウィンドに映る姿が・・

ーーー独立30周年を記念して綴っています。ーーー
 
【職人の営業奮戦記】(1)
・・・独立前夜・・・⑰ 


次の日も次の日も似たような結果だ。

重たい見本かばんを担いでいるうちにスーツはよれよれになり、ショーウィンドに映る前かがみに歩く自分の姿が情けなかった。

「人生とは重たい荷物を背負って坂道を登るようなものだ」と言う言葉を思い出した。

符丁も数十ページもある虎の巻の単価表も全く使うことはなく、だめだ、だめだと落ち込んで迎えた最終日。

やっと少し大きな注文が入った。

しかしこれは前任者が以前から進めていたものでたまたま私が訪問した時に決まったもの。

10日間の出張で交通費さえ稼げず情けない結果で会社に戻るのがつらかった。

冷やかな目線を感じた。

自分がそう見えたのかもしれない。



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