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2009年07月06日

独学秘話(5)

100個作って残ったのが10個ではどうしようもありません。

なぜそうなったかが問題ないんですが、私としては本に書いてある通りにやったつもりなので、原因が分からないのです。

そこで、知り合いの窯元に行って、割れたのを見せたら、「釉薬の厚かとたい」と一発回答です。

「ハハハ・・」と笑うしかありませんでした。


釉薬の濃度は教科書どおりにやったつもりが、厚くかかってしまったなぜか?

繰り返しやっているうちに、分かってきました。

濃度は同じでも、素焼きした作品を釉薬の中に浸けている時間が違うと厚さが変わってくること、もう一つは、釉薬に浸けた作品を引き上げる時のスピードで変わってくることも分かりました。

表面張力の関係です。

これはかなり経ってから分かったことですが、その日の湿度でも微妙に変わります。

独学秘話(5)
黒の釉薬をかけているところです。






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Posted by 青風 at 09:13│Comments(0)独学秘話
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