› 立川青風 ブログ › ○伊万里のこと › 伊万里についてⅡ

2008年08月24日

伊万里についてⅡ

先に森戸裕一先生から「このままでは伊万里は忘れさられてしまいますよ」と指摘されたことを書いたが、実はこのことは20年以上前から言われている。

その危機感を感じて当時の竹内通教市長が著書「せいら」(広報いまりに毎月載せられたコメント集)でこんなことをおっしゃっています。

「私ども伊万里のあとをつぐ者は、オールドイマリの余韻にただ感激しているだけでは先人に申し訳がない、これからニューイマリを建設して、再び伊万里の名声を浮揚させねばならない」と。 昭和59年10月

市の方々や一部の市民は、結構頑張っているのだが・・・と思っていると思う。

しかし、20年以上たった今でも現実は森戸先生のおっしゃる通りだ。

名前を売ることの難しさを痛感する。

と同時に、今でも国内外で生きている「イマリ」の名を残してくれた先人のすごさを感じると共に心から感謝したい。



私事だが、その当時毎日新聞社主催で募集された「毎日郷土提言賞」論文の部に応募し、佐賀県優秀賞受賞させていただいた経験がある。

論題は「ファッションタウン伊万里」と題し伊万里の名をいかに浮揚させるかを書いた。

もし、時間のある方はHPのここに載せていますので読んでみてください。








同じカテゴリー(○伊万里のこと)の記事画像
啓成中学校 古川愛理 「竹灯かりコンサート」開催
佐賀県伊万里出身シンガーソングライター「古川愛理」凄い!
漫画家 中島諭宇樹先生は伊万里高校卒業
夢生橋の写真
同じカテゴリー(○伊万里のこと)の記事
 啓成中学校 古川愛理 「竹灯かりコンサート」開催 (2025-01-15 15:51)
 佐賀県伊万里出身シンガーソングライター「古川愛理」凄い! (2024-05-25 12:00)
 黒澤明記念館はどうなる? (2010-02-19 21:57)
 大連市公務研修生の高話 (2009-02-21 20:10)
 トンテントン合戦署名活動が始まった (2009-01-12 09:48)
 異業種交流「伊万里名友会」 (2009-01-10 20:34)

この記事へのコメント
☆青風さま

読ませて頂きました。
素晴らしいの一言です。

1984年とありましたが、
24年も前からすでに伊万里のアーケードは
そんな状況だったのですか?

店主の方々は今まで何をしてきたのでしょうね?
不思議でなりません。

自分の子供たちに苦労をかけないためにも
団結して頑張らなければならなかったときに
なにも手立てをせず、新しく出来た大型店や
ショピングセンターを横目に、ただ恨めしいとでも
思われていたのでしょうか?

それを逆手に取った商売方法で、生き残りのチャンスは
あったはずなのに・・・・

青風先生のおっしゃる通りの方法で
必ず生き残り、活気ある商店街になっていたと思います。

今、若手(?)の方々が頑張ってありますが
ただ横目で見ていただけの人たちが、再び足を引っ張ることの
無いよう願っています。
Posted by ねこの時間 at 2008年08月24日 15:00
先日は、お疲れ様でした。
森戸です。

外から見ていて「伊万里」の名前が小さくなってきているのを非常にさびしく思っています。

今までの広報や情報発信のやり方がまちがっていたかというと、そうでもなく、やはり世の中に流通する情報量が爆発的に増加した結果ということも言えます。

もはや、地方都市の危機的な状況はボチボチやりましょうという域を超えているので、真剣になるしかないと思っています。

実は地方都市の弱さは、真剣になることすらできないくらい去勢されてしまった住民の気持ちの部分にあるのではないかと感じています。

長い間、国に頼るかわりに意見を言わないという状況が続いたことが大きな原因かもしれません。

ただ、決起するには今しかないということに異論を唱える人はいないと思います。

地方都市に生命力は残っているのか?

ということを考えながら、少し刺激的なもの言いで講演などを行っています。

私への反論なども地方のパワーになればと思っています。

また、お会いしたいですね。
Posted by 森戸裕一 at 2008年08月24日 15:49
ねこの時間さん・・・お互いさん付けでいきましょう。(^―^)

北京オリンピックの閉会式を見ていました。
開会式に引き続きやってくれましたね。

オリンピックにふさわしいかは別として、すごいショーを見せてもらいました。

ところで、私の下手な文章を読んでいただきありがとうございます。

一人ひとりが諦めずにやっていくほかないのでしょうね。 
Posted by 青風 at 2008年08月24日 23:11
森戸裕一先生コメントありがとうございます。

意見を言わない日本人・・・ある意味平和だったのでしょうね。

ただこれからは、世界を相手に競争していかなければいけないので、そういうわけにはいかないのでしょうね。

「また会いたいですね」といっていただき光栄です。

超多忙な先生ですので、時間がおありのときに声を掛けてください。

私も是非またお会いしたいと思います。
Posted by 青風 at 2008年08月24日 23:27
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。