2018年09月17日
佐賀県展~肥前さが幕末維新博~人間国宝今右衛門展
今日は芸術、歴史、伝統文化を堪能してます。維新博は大盛況で並んで待つぼどです。映像の中に入り込んで維新期の佐賀藩を分かりやすく学ぶことができました。大河ドラマ「西郷どん」と同時期に佐賀藩は何をしていたのかがよくわかります。鍋島直正を主人公にした大河ドラマが待ち望まれます。

磁器のダイヤモンドと称される「鍋島焼」の伝統を脈々と継承されている今右衛門窯。
今回は人間国宝の14代今右衛門さんが新鍋島とも言うべき新しさに挑戦されているように思います。
フォルムも直線的な部分を取り入れたり、空間の白を描くことによってより繊細な線が見えてきました。
線の一部は髪の毛よりも細い線で描かれていてまさに鍋島です。
下世話な話になりますが写真の右側に写っている壺は500万円を超えています。
すでに売約済みです。
窯業界は低迷していますので、今右衛門や柿右衛門など不動の窯元に踏ん張ってもらって窯業界をけん引していただけることは大変ありがたいです。

県展毎年来てますが、今年は若い人の作品に物足りなさを感じてます。

Posted by 青風 at 15:13│Comments(0)
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