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2009年04月10日

アートとビジネス

これまでアートとビジネスを結びつけることはタブーのように言われてきた。

しかし、現実はそうはいかない。

アーティストがすごいと言われる最大の価値判断は、その人の作品がどれだけ社会から必要とされているかだ。

そこには当然金額で置き換えられる場合が多い。

ピカソの絵は必要とする人が多いからすごい値がついている。


昨日、BS日テレの「財部ビジネス研究所」でアートとビジネスが取り上げられていた。

東京藝術大学は、国立大学の法人化に伴い、大学としての生き残りをかけて非常に苦労しているようだ。

芸術大学といえども自分たちでお金をかせがなければならない現実が突きつけられている。

自分たちで営業して、神社の天井絵を描いて稼いだり、キャンパス内で作品やグッズを販売するなど、生き残るための大変な努力をしている。

宮田学長は「私は芸術の行商人です」と言い切っていた。


学生たちは、30倍の難関を突破して大学に入り、夢と現実のハザマで生きていっている。

大学の美術館が作品を買い上げるような実力をもった卒業生でも、アルバイトをしながら芸術活動をしていた。


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Posted by 青風 at 20:55│Comments(0)○日記
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