
2011年09月27日
キャノンの0.5秒
ーーー独立30周年を記念して綴っています。ーーー
キャノンが製造工程で無駄を少なくするために、すべての動作をストップウォッチ片手に0.1秒単位で検証しているのを見たことがある。
組み立て現場で一つの部品を置く場所を「50センチ上に上げよう」「0.5秒縮まるぞ」
とすごいことを言っていた。
一日一人の作業員が0.5秒縮める動作を500回したとすると250秒、一か月(20日)で5,000秒(約1.4時間)、自給800円とすると1,120円。
1,000人の作業員がいるとしたら1か月1,120,000円。
1年だと実に13,440,000円に。
改善箇所や時間が多くなったらすごいことになる。
まさに鉛筆の置き方理論はこのことを言っていたのです。
【職人の営業奮戦記】(1)
・・・独立前夜・・・⑥
キャノンが製造工程で無駄を少なくするために、すべての動作をストップウォッチ片手に0.1秒単位で検証しているのを見たことがある。
組み立て現場で一つの部品を置く場所を「50センチ上に上げよう」「0.5秒縮まるぞ」
とすごいことを言っていた。
一日一人の作業員が0.5秒縮める動作を500回したとすると250秒、一か月(20日)で5,000秒(約1.4時間)、自給800円とすると1,120円。
1,000人の作業員がいるとしたら1か月1,120,000円。
1年だと実に13,440,000円に。
改善箇所や時間が多くなったらすごいことになる。
まさに鉛筆の置き方理論はこのことを言っていたのです。
Posted by 青風 at 07:03│Comments(0)