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2009年08月03日

ゴーギャンは絵に何を託したのか

ゴーギャンは絵を描きたいと平和な家族を捨て、本格的に勉強を始め、ゴッホと共同生活するも二人の間はうまく行かず、ゴッホの耳を切り落とす(一つの説)など自分や人と葛藤を繰り返し、南海の孤島タヒチに夢を求めて行ったのですが、そこでも自分を満足させるものはなく、いったんフランスへ帰り、叔父の残した財産で生活し絵を描き続けるのですが、絵は売れず、再びタヒチに行き絵を描いた。(絵が認められて売れるようになったのは没後です)



社会から逃避した先に絵があったのか、それとも絵画という藝術に生き方を求めて社会を捨てたのか、真実は本人にしか分からないことです。

今回日本に来ている「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」はゴーギャンが絶望の中で遺書代わりに描いた絵だといわれています。(自殺は未遂で終わっています)

そのような背景の中で描いた絵画だからこそ意味が深い。







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Posted by 青風 at 07:07│Comments(0)○日記
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