2012年07月30日

どうしよう

【PTA奮戦記】№12

ーーーー荒れた中学校をどうするーーーー

荒れている中学校は、根本的な解決はなされないまま、月日は経ち卒業が間もなくと言うころ。

中学校の役員さんから、PTA会長になってくれと要請があった。いくらなんでもいきなり会長は無いだろうとお断りしたが、何度も訪ねてこられ根負けしてしまい、会長を受けることにした。

しかし、不安もあった。中学校はI小学校だけが進学していくのではなく、二つの小学校から行くのだ。だから、もうひとつの小学校の保護者がどう考えているかが気になっていた。
もうひとつは、教育委員会に小学校の役員にも関わらず、中学校に対して抗議に行っていたので、校長先生はじめ教職員達がどのように受け入れてくれるのかも不安だった。

そうこうしているうちに、4月1日になり、先生方の人事発表をみて「どうしよう」と考え込んだ。これまでの校長先生がそのまま残られるようだ。

意を決して、学校に挨拶に行った。ちょうど校長先生もおられたので二人で話す時間を頂き、30分程度お互いの考えを述べあった。

このとき分かったことは、校長先生は非常に真面目な方だと言うこと。ただその真面目な上司に職員がついて行っていなかったことが分かった。
「立川さんが学校に対し強く言ってこられたので助かっていました」と自分の指導力不足を吐露された。
先に教育委員会に対し、校長はうそつきだと言ったが、やろうと試みられたが、結果的に約束が果たされなかったのだ。

正直な先生に、私はこの先生だったら上手くやっていけると確信した。
どことなくぎこちない時間ではあったが一緒にこの学校を良くしていきましょうと握手をして別れた。



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